届かなかった挑戦、失わなかった好きな気持ち

体験談

Aフライトになったあと、私は次の目標としてプロ試験合格を掲げた。

プロとして活動したかったわけではない。

ただ、自分がどこまで通用するのか挑戦してみたかった。

プロ試験の内容を調べてみると、思っていた以上に高い壁だった。

それでも、「まずは挑戦してみよう。」

そう思い、今まで以上にダーツの練習に打ち込んだ。

だけど、現実は甘くなかった。

練習しても、安定して思い通りの場所に当たらない。

昨日は狙えた場所に、今日は当たらない。

少し手応えを感じても、次の日にはまた元に戻ってしまう。

練習を続けるほど、プロ試験に合格する難しさを実感していった。

そして、ある時こう思った。

「この先を目指すなら、今まで以上にダーツに時間をかけないと難しい。」

仕事をしながら、その時間を作るのは自分には難しいと感じた。

それでも、ダーツをやめたいとは思わなかった。

考えた末に、私はプロ試験合格を目指すことをやめた。

本気で挑戦したからこそ、自分にとってダーツはライフワークに組み込める趣味なんだと思えた。

プロ試験合格という目標には届かなかった。

それでも、ダーツが好きな気持ちは何も変わらなかった。

あの挑戦があったからこそ、好きなことを続けられる喜びに気付けた。

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